資格講座「耐震実測マイスター(微動探査)講座」を開催しました

 地震を中心としたあらゆる揺れから生活を守る株式会社Be-Do(代表取締役社長 戸成大地、以下「当社」)は、11月9日(木)にWeb開催にて「耐震実測マイスター(微動探査)講座」を開催いたしました。

ご多忙の折、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。

次回の開催は、2024年4月12日(金)を予定しております。

お申し込みにつきましては、今後のお知らせをご確認いただけますと幸いです。

講座内容

 

耐震実測マイスター(微動探査)講座」は、住宅の耐震性能を実測できる「微動探査」の原理、地盤・建物の計測からわかること、そして地震・振動に強い家づくりを実践するための活用方法まで学び、自社物件やお取引先に耐震性能の実測を説明できる人材を育成します。

 建材流通店、工務店・ハウスメーカーの方、耐震性能を重視したリフォーム事業者様、また個人の方でも受講できる講座となっております。Web講座となっておりますので、どなたでもお手元のパソコンなどからご受講いただけます。

 なお、「耐震実測マイスター(微動探査)講座」は、一般社団法人全国ハウジングマイスター協会の認定講座として開講され、合格者には同協会より認定証が発行されます。


◆地盤の計測
地盤の、地震時の揺れやすさや周期特性を知って、新築住宅であればその後建てる家の耐震性向上や制振ダンパー設置により地震対策や、交通振動などの振動対策をすることが可能。既存住宅であれば地盤の揺れやすさを加味した耐震改修に活用することができます。

家屋計測
◆新築住宅の耐震性
施工中・完成後、構造計算して建てられている(建てられた)住宅が設計通りの耐震性能を確保しているかチェック。

◆既存住宅の耐震性
既存住宅の耐震性能があるのか評価するもの。
耐震補強工事前後の比較で、耐震補強の効果を確認。

◆交通・工場振動対策
建物の固有周期および、実際の振動を観測することで建物が共振しやすいか、
揺れの原因が交通振動、もしくは工事振動などであるのかを数値で検証。

講座概要(2023年度開講)


・開催日  2023年11月9日(木)

・時間   13:00~16:30(認定試験時間含む)

・受講方法 Web(ZOOM)講習・試験

・対象者  どなたでも受講できます

・受講料  27,500円(税込み)
      ※認定料(3年間有効)込み
      ※視聴に必要なPC等の端末費用や通信費用等は含まれておりません

耐震実測マイスター(微動探査)講座プログラム

①耐震性能実測に用いる微動探査の概要
②地盤の微動探査レポートの内容と見方
③家屋の耐震性能実測(微動探査)レポートの内容と見方
④耐震性能実測の活用方法
⑤修了試験(筆記試験)

 ご質問、お問い合わせ、ご取材等につきましては、当社お問い合わせフォームよりお願いいたします。

講師

 「耐震実測マイスター(微動探査)講座」の講師は以下のメンバーとなります。

佐藤 実(さとう みのる)

株式会社M's(エムズ)構造設計 代表取締役 
「構造塾」 塾長
一級建築士、構造設計一級建築士

1968年新潟県生まれ。1990年東北工業大学工学部建築学科卒業。
㈱佐藤住建を経て、2006年㈱M’s構造設計設立、現在に至る。
2010年東京大学大学院修了。2010年「構造塾」を設立、木質構造に関するセミナー、構造計算技術者育成講座を開催。
2018年現在全国26会場、会員数は1,500社。
著書に、最高に楽しい木構造入門(エクスナレッジ)、楽しく分かる!木構造入門(エクスナレッジ)がある。

戸成 大地(となり だいち)

株式会社Be-Do 代表取締役社長
株式会社KULOCO 取締役
木構造マイスター準1級

1990年 広島県生まれ 千葉県浦安市育ち
2013年 武蔵大学卒業

横山 芳春(よこやま よしはる)

株式会社Be-Do 会長
株式会社KULOCO 技術顧問
だいち災害リスク研究所 所長
博士(理学)、“地盤災害ドクター”

1977年神奈川県生まれ。2005早稲田大学大学院理工学研究科 博士後期課程修了。
国の研究機関(産業技術総合研究所)、不動産環境コンサル会社、地盤解析会社等を経て現職。

熊本地震前の2016年初頭より微動探査に着目し、住宅地盤分野での活用のため実用化および普及促進に尽力。NHKスペシャル「大地震 あなたの家はどうなる? ~見えてきた“地盤リスク”~」などで微動探査を紹介。国内では北海道から九州の離島まで、各地で大学、自治体、メーカー、地元企業と連携して微動探査を推進し、被災地での探査も実施(2016年熊本地震、2018年北海道胆振東部地震、2023年能登地方地震など)。
海外ではインドネシア(2018年スラウェシ島地震被災地)、ベトナム、マレーシアで現地機関、大学、企業等と連携して微動探査技術の普及・計測を実施。住宅の災害リスク活用と微動探査の普及をもとに、地震を中心とした災害があっても住み続けられる住まい造りを推進する。